足りないっこゲームの行く末は
2021/12/08
昔むかし
人々が地球に来て間もない頃は
空を飛んだりテレパシーを使ったりして
何の不足も不安もなく
楽しく笑って過ごしていました。
でもそれだとあまりにもつまらなくて
地球でもっと楽しく過ごすにはどうしたらいいのかと
思うようになりました。
ある時、誰かが
「足りないっこゲームしよう」
と言いました。
何かが足りないと仮定して欲しがるゲームです。
「 愛が足りない」
「存在感が足りない」
「食べ物が足りない」
・・・
みんな思い思いに笑いながらゲームをはじめました。
このゲームは刺激的で面白くて
いつしか人々は
本当は全て足りているのだということを
封印してしまいました。
段々とエスカレートした人々は
奪い合いや殺し合い
はたまた兵器や爆弾まで作るようになり
地球そのものまで重くなっていきました。
負の思考は体を重くし
飛べなくなりテレパシーも使えなくなり
乗り物や通信手段が発達して
地球は汚染されていきました。
今段々と昔の自分を思い出す人が出てきました。
愛や光そのものであった
ひとつであったその時を。
…………………………………
おとぎ話のようですが
ひとりひとりが自分の素晴らしさを感じて
人生の舵取りをすれば
地球も軽くなるのかなと
コーチングしながらふとそんな事を思うのです。